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2007年4月28日 (土)

風の中で

風が吹いていた。
僕はスカートが捲れないよう、物陰に隠れて風をやり過ごしていた。そう、絶対にスカートの中を覗かれてはならないのだ。僕は今、パンツを履いていない。だから、見られればすぐに僕が女の子でないことが判ってしまう。今時点でも個人的には非常に恥ずかしいのだが、それは一時のこと。しかし、女装していることが知られれば一生の恥となってしまう。
お店で女装させられてしばらくの間は友樹が一緒にいてエスコートしてくれていた。しかし、ファミレスを出てからは友樹と別れて、ひとりで友樹のアパートに向かうことになってしまった。友樹は僕の服を持ってサッサとバイクで行ってしまっている。財布もアパートの鍵も服のポケットに入ったままだったので、男物の服を買う事も、部屋に戻って自分の服に着替える事も出来ない。僕は何があっても友樹の処まで辿り着かなければならないのだった。

風はまだ相当に冷たかった。だが、履いているのはスカートである。風を避けたとしても、ズボンとは違い下半身は冷たい空気に晒されてしまう。加えて、ファミレスでジュース飲んだのがいけなかったのか、突然に尿意が襲ってきた。
僕は近くの公園に公衆トイレがあるのを思い出した。尿意は風が収まるのを待ってくれそうもない。僕は意を決して風の中に足を踏みだした。スカートが捲れないように両手で押さえながら公園まで進んでゆく。
公衆トイレに辿り着いた。どちらに入れば良い?僕は自分が女の子なんだと暗示を掛けて、女性側の入り口から入っていった。中には誰もいないようだった。ほっと溜め息が漏れる。と、同時に膀胱の堰も切れ欠けようとしていた。小便器を探して、ここが女子トイレであることを思いだした。女の子は個室に座って用を足さなければならないのだ。僕は手近のドアを開いた。
洋式の便座にスカートを捲って腰掛けると同時に、おちんちんから勢い良く放水が始まった。いや、女子トイレにいる僕は女の子なのだ。おちんちんなど存在しないのだ。おしっこは股間の尿道口から出ているのだ。だから、男の子なら先っぽを振っておしまいにするけれども、女の子の僕はペーパーで大事なところをちゃんと拭いてあげる。
スカートを下ろし個室を出ると、入れ違いに女の人が入ってきた。じろりと僕の方を見たが、それだけで何も言われなかった。僕を女の子として見てもらえたのだろう。

風はまだ強かった。このままトイレの前で立ち往生している訳にはいかない。かといって先程の隠れ場所に戻るのもどうかと思った。ぐずぐずしていると先程の女性がでてきて、僕を不審に思うであろう。僕は次ぎの隠れ場所を求めて風の中に踏みだした。

その途端「よう♪」と抱きつかれた。「キャッ」と女の子みたいに叫んでしまった。抱き付いてきたのは友樹だった。友樹は後ろから廻した手で僕のバストを揉み始めた。「いやっ」と身をよじる。「随分、可愛くなったな。」と僕の口に軽くキスをした。「あんっ」僕の上げた声は拒絶ではなく、短さへの不満からだった。
公園の木陰に入り込んだ。樹と友樹の背中に隠れて友樹が持ってきてくれたパンティを履いた。「突然現れるんだもの。びっくりしちゃったわ。」公園のベンチで友樹に肩を抱かれて座っていた。「そろそろ薬が効いてきたかと思ってね。」「薬って?」「君を可愛くするためのものさ。さっきのトイレで君の中にあった男っぽさが、みんな洗い流されただろう?」
その時になって初めて自分の喋りが女の子しているのに気付いた。「声も変わっているみたいね。」「声だけじゃないよ。体全体が女の子になってるんだよ。」そう言って友樹は僕の胸に手を入れてきた。
「やん。えっち。」仕草もなにもかもが女の子になっている。そう言えばショーツを履いた時にはもう、僕の股間も女の子になっていたみたいだ。「ねえ、元には戻れるの?」「君の男の子はもうトイレに流されちゃったからなぁ…」
「う、嘘?」目の前が真っ暗になる。「だ、大丈夫だよ。別に自分のでなくても男の子の成分を体に取り込めば元に戻るよ。」「や、やだ。脅かさないでよ。で、どうすれば良いの?」「ずばり、エッチをする!」
「て、と、友樹と?」「別に俺でなくても良いんだぞ。そこらへんのおじさんにお願いすれば、お小遣いも貰えるよ。」「厭、友樹が良い。」「じゃあ、行こうか?」
「どこに?」「もちろん、エッチする所さ。」僕は顔を赤らめると同時に、股間が濡れ始めているのを感じていた。

「戻るには、男の成分が必要だって言ったよね。」友樹の質問に僕は頷いた。「男の成分て何か判る?」「セーエキ?」恐る恐る答えると、「せーかい♪」と、友樹が笑って言った。「それを体内に取り込めばいいんだ。別に飲まなくちゃいけないって事じゃない。」僕の不安げな表情に友樹は言葉を続けた。
「大丈夫。変な事はさせないよ。目をつぶって、ベットに寝ていれば良い。」シャワーを浴びていたので、バスタオルを巻いただけの僕等はすぐに裸になれた。
僕の体は生まれた時からそうだったように、完全に女の子だった。バストの先端にある乳首に友樹の舌が触れただけで、全身に電気が走ったような感じがした。「あふん♪」と媚声が漏れる。股間がどんどん濡れてゆくのが判った。
「じゃあ、いくね。」友樹が僕の脚を抱えるようにして股を広げた。そこに友樹のおちんちんの先が触れた。硬く勃起したおちんちんが入る所を探している。ココヨ、ココヨと僕のオマンコが呼んでいる。それに応じて友樹のがやってきた。僕のお汁が滑らかに友樹を誘ってくれた。僕の中に友樹のおちんちんがすっぽりと入っていた。
「痛くないかい?」と友樹。「ううん。大丈夫よ。」と僕。「じゃあ、動かすね。」と言って前後に腰を動かし始めた。
それが女の快感であることに気付いた時には、僕はその快感の虜になっていた。「あん、あん。」と喘ぐ度に快感が増してゆく。お汁が卑猥な音をたてているが、それを圧するように僕の嬌声が響き渡る。
友樹が僕の中に精液を放出すると同時に僕も絶頂に達していた。

気が付くと友樹は身仕度を終えていた。「もう、おしまいなの?」と聞いたと同時に僕はその答えを知ってしまった。僕は男の子に戻っていた。しかし、着替えは持ってきていなかったので、僕は再び女装することになる。
「これ、履くか?」と友樹がよこしたのは、僕のお汁に濡れたショーツだった。一瞬考えたが、何も履かないでいてスカート中が覗かれたときの事を考え「履く。」と友樹の手から奪うようにして取った。

まだ、風は吹いていた。濡れたショーツが冷たくて身震いすると、友樹が僕を抱き寄せてくれた。
「またシようか?」と友樹。僕は彼の耳元にささやいた。
「今度は中出しナシね♪」

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コメント

女の子に目覚めた僕。これも薬のせい?それとも・・・

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