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2007年1月27日 (土)

ベットに入りサイドテーブルに置いてある瓶から一錠の薬を取り出す。「良い夢が見れますように。」そう言って飲み下すと、一気に深い眠りへと引き込まれていった。

キンコ~ン  と授業の終わりを告げるチャイムが鳴っていた。いつの間にか眠ってしまっていたようだ。机から上半身を起こした。まわりではがやがやとした騒ぎに混じってカチャカチャと食器の音がした。皆、思い思いの弁当を机の上に広げてゆく。席を寄せ合って楽しく喋りながら過ごす者もいれば、教室を抜け出して部室や秘密の特別席に席を移す者もいる。
自分の糧を求めて鞄を漁ると紙パックの牛乳と菓子パンの入った袋が見付かった。学校に来る途中で買ったものなのだろうが、何も記憶に残っていない。
そう言えば今朝からの事など何も覚えていなかった。気が付くと授業が終わり昼休みになっていた。
昨日は?一昨日は?
教室にいるクラスメイト。顔は覚えているようだが、名前が出て来ない。

名前?

自分の名前は?

あぁ、何という事?自分の名前さえ思い出せないとは!

自分の顔を見れば思い出すか?鏡を求めてトイレに向かった。
しかし、その前ではたと足が止まる。入り口が二つあった。男と女。
自分はどちらに入れば良いのだろうか?

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コメント

う~ん、迷ってしまう
どっちだろう。入ったほうでこれから先の運命が決まるような気が・・・^^

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