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2007年1月27日 (土)

ベットに入りサイドテーブルに置いてある瓶から一錠の薬を取り出す。「良い夢が見れますように。」そう言って飲み下すと、一気に深い眠りへと引き込まれていった。

チン!と音がした。電子レンジのドアを開けると、中には出来立てのパスタがあった。
封を切り、箸で蕎麦のように啜りながら考えていた。(何でもチン!でできないものなのだろうか?)

探せばいろいろ出てくるもので、電子レンジ用の燻製器や茹卵作成器などの料理に関するものから、食器洗い乾燥器や殺菌消毒器、ハンカチや靴下などの小物洗濯器など食べ物以外にも活用範囲が広がっていた。そんな中で僕の目に止まったのは、陶器作成器だった。特殊な粘土で作ったものを焼きあげるのだ。勿論、ちゃんと作れば水を入れても漏れない湯呑みも出来上がるのだ。試しに購入してみた。粘土とは言っても実際はサラサラの砂状でこれを型枠に詰め、水を加えると粘土になった。型枠を使わずにやる方法もあるのだが、型枠を使った方が簡単だし、別に陶芸家を気取るつもりもない。そんな需要が多いのか、別メーカーの出している型枠の広告も同梱されていた。食器が中心だったが、中には人形や著名な彫刻のミニチュアまであった。人形は一体まるごと作成するもと、部分部分を作成し大きなものを作るものがあった。どちらも型枠の中に入れる素材を変えることで柔らか人形も造れるらしい。

試しに等身大の人形の手のパーツを買ってみた。軽量化のためか、中が空洞になっていた。僕は好奇心からそれを自分の手にはめてみた。それは自分の手と同じように動かせた。

僕はパーツを買い揃えていった。全てが出来上がり、全てをはめてゆく。そして僕は鏡の前に立った。
鏡の中にはパッケージに描かれたのと同じ女の子の姿があった。

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コメント

奈落さん、どこで売ってるんですか?
私もほしい。できれば、少女ではなくて成人女性タイプがいいな。

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