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2007年1月27日 (土)

ベットに入りサイドテーブルに置いてある瓶から一錠の薬を取り出す。「良い夢が見れますように。」そう言って飲み下すと、一気に深い眠りへと引き込まれていった。

僕は走っていた。別に何かに追われているわけではない。ただ、走り続けている。

陸上競技のトラックではなく、マラソンのように普通の道を走っている。マラソンと違い、通行止めをしていないため車道を走る僕をブンブン自動車が追い越して行くのだ。不思議とクラクションで追い立てられる事もなく、信号も必ずタイミング良く青になってくれるのだ。
僕は自分の意志でのみ走り、自分の意志以外で止まらせられることもなかった。そして僕は止まることなど考えてもいなかった。登り坂で息が苦しくなっても、脚は前に出続けてくれる。

どれだけ走ったのだろうか?いくつもの街を抜け、山を越え、橋を渡った覚えがある。しかし、脚は疲れることなく走り続けてくれている。食事も採らず、眠ることなく走り続けていた。そう言えば今、何時 なのだろうか?僕の知る限り、太陽は常に天頂にあった。雨となることはおろか、雲に陰ることさえない。木々や建物の影に入る以外は常に僕を照らしていた。
だから、僕は見えているものが全て現実であると錯覚していたのかも知れない。一度目を閉じ、再び開いた時には走っていない僕がいるかも知れない。
ちょうど道も直線道路で自動車も通っていない。僕は道の真ん中に寄って、目を閉じた。

僕はトンネルの中を走っていた。目を閉じたものと思っていたが、単に周りが暗くなっただけだった。トンネルを抜けると曲がりくねった山道だった。再びトンネルに入り闇に包まれる。あまりにも多いトンネルは太陽の下ばかり走っていると不審を覚えたからか?
試しになぜ砂浜を走らないのか?と自問してみた。

僕は砂浜を走っていた。靴の中に砂が入って不快に思うと、次の瞬間には裸足になっていた。砂浜で走るのなら水着が一番と思うと僕は水着を着ていた。

部屋の中で走りたいと思うと、スポーツジムのマシンの上にいた。正面の鏡に僕が映っている。ジムの中ではレオタードの女の人達がエアロビをしていた。そんな中で水着でいるのは場違いな気がした。すると水着はレオタードに変わった。
男のレオタードに難色を示すと、僕の体は女になっていた。
胸が揺れて走り辛い。走るよりは彼女達と同じエアロビが良いなぁ。

次の瞬間、僕は走るのを止めた。

僕、いえ、あたしは延々とエアロビを続けることになった。

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コメント

これって、ランニングハイによるTS?
う~ん、やはり女性はハイレ・・やめとこ。どこかの大臣みたいに怒られてしまう。^^

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